ここ1年で自分の模型製作環境に大きな変化がありました。
去年、偶然訪れた模型展示会で参加されている方々とお話をした際、
制作会のお誘いがありました。
参加してみると模型談義で盛り上がったり、
製作途中のものを前にアドバイスを頂いたりと有意義に過ごせています。
制作会では作業途中のものをいくつか持参していましたが、
思い立ってレジンキットを制作することに。
レジンキット自体がほぼ初めてですが、制作会でアドバイスを頂きながら
作ってきたのでその過程を載せていきます。
制作会の時に作業することが多かったのでほぼ1年かかっています。
そのため、写真や塗料の説明が曖昧な箇所があります。ご了承ください。
制作するキットは数年前のワンフェスで購入した
「ないとめあくりえいつ」様の「艦隊これくしょん軽巡洋艦多摩」になります。
艦これで多摩が出現する際に秋の秋刀魚イベント(鎮守府秋刀魚祭り)
限定で立ち絵が変化します。
このときに大漁旗を持っていますがキットはそれが再現された状態になっています。
レジンキットなので袋から取り出したら洗浄とバリ取り作業をする必要があります。
もちろん中身の確認もしておきます。
写真では一部パーツが写っていませんがパーツはすべて揃っています。
洗浄は中性洗剤で行いました。
洗浄不十分だと塗装しても剥がれやすくなってしまいます。
バリ取りですが、私の場合はカットした後にスポンジやすりで行いました。
手持ちの600番→800番→1000番→1500番とかけていきました。
これについてはいろいろな手法があると思います。
また、気泡埋めにはボークスの盛着を使用しました。
乾燥も早く、切削性も良好でした。
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一通りかけてから仮組みと軸打ちを行いました。
仮組みと軸打ちは平行して行いましたが結構大変でした。
真鍮線を挿した段階でズレが発生したり、
危うく貫通しかけたりといろいろ起こりました。
軸打ちはしておくと作品が安定するのでしておくことをおすすめします。
この段階ではまだ接着しません。
次は塗装です。
塗装前にガイアのマルチプライマーを薄く吹きました。
プライマーは吹いておくと塗料が定着しやすいので吹いておくと良いでしょう。
ちなみにプライマーを吹いた後は乾燥後にすぐ吹かないと
ほこり等が付着するので注意が必要です。
肌はガイアのノーツフレッシュを吹きました。
タイツの表現はまず肌表現としてノーツフレッシュを吹いた後に
クレオスのクリアブラウンを吹きました。
タイツの生地が薄くなる箇所(太ももの正面等)はそれっぽくなるように吹きました。
30デニール程度になるようにしましたが難しかったです。
このあたりはもっと研究が必要ですね。
制服部分は襟にビリジアングリーン、
カーディガン部はミッドナイトブルーを使いました。
画像では襟のセーラーライン部分を後で吹くつもりでいましたが、
発色を狙うあまり吹き過ぎて失敗しました。
結局、塗料を落として白→マスキング→緑の順に吹き直しました。
髪の塗装はラスキウスのラベンダーです。
当初は2色使ってグラデ塗りをしましたが、上手くいかず結局1色で仕上げています。
リボンは上部が欠けてしまったので
レジン片とラッカーパテでそれらしく修正しました。
サフを吹いたあとに白→赤で塗装したので継ぎ目は目立ってないかと思います。
艤装はガイアのニュートラルグレイ2で塗装しました。
砲身はピンバイスで開口しています。
忘れてはいけない秋刀魚パーツはサフで表面を整えた後に
ガンダムマーカーのシャインシルバーを筆塗りして下地塗装をしました。
その後、水性ウェザリングペイントのウォッシュアンバーと
ナチュラルラストを使い焦げ目を再現しています。
このとき単色で使ったり、混色してドライブラシしています。
今回はここまでとなります。
次回は大漁旗の塗装と完成までをお伝えします。
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